ラスボスは時間

タイムマネジメント

 

皆さんはこの言葉を知っているだろうか。

世の中の会社の働き方改革が促進している現在において、よく使う言葉だと思う。

私の上司もよくこの言葉を使う。

残業時間が制限されているため、

「いかに定時時間内に効率的に仕事をするのか」

を毎日考え、タイムスケジュールを作成し、

自己で管理するといったことだ。

わたしもこれを実際に毎日やっている。

しかし、1度も予定通りいった試しがない。

 

その理由の一つに、飛び込みの仕事がある。

「これをすぐにやってほしい」と言われたら、

それをやるしかならず、予定は狂う。

 

次に、答えのない考える仕事である。

これについては時間の予想がつけられない。

自分で考えて答えを導かなくてはいけず、

毎度同じ作業をするわけではないため、

どうしても時間がかかる。

「上司に相談すればいいのでは?」という人もいるかもしれないが、

自分で考えてそれを上司に相談しなければ、自分の身につかない。

ただ「わからないのですが、どうすれば?」ではダメなのである。

それゆえに、考えるのはマストだ。

 

また、タイムスケジュールはそういった

ゆっくり考えるべきことも時間というくくりで縛ってしまい、

早く考えてやらねばいけないとあせりを生じさせる。

心に余裕をもたせない仕組みだ。

心の健康を害する。

 

かといって、なにもなしに考えては時間だけが過ぎ非効率的だ。

残業も増える一方。

自分のやりたいことをする時間も削られる。

非常に難しい。

 

私があたふたしている中、

時間は仁王立ちで立って、

「どうした?かかってこい」と言っているようだ。

なにも変わらないが故に最強。

今日もやつに私は立ち向かう。